印刷した厚紙を展開図の形に抜く加工で紙器製造の元となる重要な工程です。
ベースとなる合板に刃を埋め込んだ型(トムソン型)を用いて印刷された紙をプレスして打ち抜きます。
紙は言わば「生き物」であり湿度で収縮したりオフセット印刷やUV印刷の影響で厚みやコシが微妙に変化しします。
この微調整の正確さが紙器の精密さの基礎となります。

打ち抜き加工後、不要部分を取り除く作業です。
従来は手作業で行っていましたが、トリミングマシンを導入して作業効率化と品質向上を達成しています。